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2024年10月
2024.10.19
2学期中間テスト
こんにちは。学習塾いろはです。
姫路の各中学校でも2学期中間テストが終わり、テスト結果が出そろってきました。みなさん、お疲れさまでした。
テストの結果はいかがだったでしょうか?もちろん、勉強の成果をじゅうぶんに発揮できた生徒もいれば、思うような点数が取れなかった生徒もいるでしょう。満足いく点数が取れた生徒は、今までの勉強を信じ、2学期期末テストでさらにいい点数が取れるように頑張ってください。
思うような点数が取れなかった生徒は、その原因を考えてみてください。
・「あまり勉強しなかった・・・」
・「覚えなければいけないところをちゃんと覚えていなかった・・・」
・「提出物に追われて、テスト勉強の時間がなかった・・・」
・「予想していたところが出なかった・・・」
・「ケアレスミスが多かった・・・」
・・・などなど、一人ひとりによって原因が違うと思います。「難しい問題が解けなかった・・・」というのは、それほど大事なことではありません。大事なことは、「取れる問題で点数を落とした」ということです。いい点数を取ろうと思って、難しい問題に手を出していませんか?もちろんそれは悪いことではありません。しかし、難しい問題を考えすぎるあまり、時間が無くなって、取れる問題でケアレスミスをしていれば、両方の問題で点数が取れないことになります。数学で例えるなら、「この問題は難しいな・・・」と判断したら、大問1の計算問題をくり返し解き直して、確実に点数を稼いだほうが効率がいいと思います。自分がどこで点数を取れるかをしっかり見極める練習をしましょう。では、「この問題は自分なら解ける!」「この問題は難しいからやめておこう・・・」という判断はどうやったらできるのでしょうか?それは、普段からの勉強がものを言います。普段から勉強していれば、自分が解ける問題と解けない問題の区別ができるようになります。取れる問題を落とさないようにしたいですね。
~2学期期末テストに向けて~
①中間テストのテスト直しをしっかりしましょう!
答案用紙は、「いい点数を取れるために何が足りないのか」を教えてくれる要素がいっぱい詰まっています。言い換えれば、間違えた問題をしっかり復習すれば、今後のテストでいい点数が取れるということです。間違えたところはしっかりと勉強し直し、「次に同じような問題が出てきたら絶対に間違えないぞ!」という強い気持ちが大切です。
②今から期末テストの勉強を始める!
終わった中間テストをいつまでも悔やんでいても何も始まりません。約1か月後に期末テストがやってくるのです。しかも期末テストは9教科です。今のうちから、暗記物などできるところはやっておきましょう。
2024.10.17
人称代名詞
こんにちは。学習塾いろはです。
今日は、人称代名詞についてお話します。
主格(~は、~が) | 所有格(~の) | 目的格(~を、~に) | 所有代名詞(~のもの) | |||
単数 |
1人称 | 私 | I | my | me | mine |
2人称 | あなた | you | your | you | yours | |
3人称 |
彼 | he | his | him | his | |
彼女 | she | her | her | hers | ||
それ | it | its | it | × | ||
複数 |
1人称 | 私たち | we | our | us | ours |
2人称 | あなたたち | you | your | you | yours | |
3人称 | 彼ら、彼女ら、それら | they | their | them | theirs |
みなさんは、このような表を見たことがあるでしょうか?これは人称代名詞の表で、代名詞は昔からこの表を使って教えられています。大人が見れば、「懐かしい~」となるでしょう。I,my,me,mine・・・と覚えた記憶が蘇るかもしれません。このブログを見ている中学生の皆さんもいっしょうけんめい覚えたことと思います。
さて、そんな有名な人称代名詞の表ですが、覚えることはできていても、表の見方を知らない生徒が多くいます。せっかく覚えたのにもったいないですよね・・・今回は人称代名詞の表の見方についてお話します。
人称代名詞の表は、「主格」「所有格」「目的格」「所有代名詞」とならんでいます。覚える時はこの順番でいいのですが、使うときは縦で見ます。例えば、「主格」の縦の欄に並んでいるものは同じ使い方をしますし、「所有格」の縦の欄にならんでいるものは同じ使い方をします。つまり、「主格」とはどういうものか?「所有格」とはどういうものか?を覚えておけばいいのです。それでは順番に説明していきます。
①主格
主格は「~が、~は」という言葉が表すように、主語になります。
(例)I like soccer./He plays tennis./They are my teachers.
②所有格
所有格は「~の」という言葉が表すように、後ろに名詞が来ます。
(例)my book/ your mother/her dog
③目的格
代名詞で一番難しいのが目的格です。なぜかというと、日本語に惑わされるからです。次の例文は、間違いの典型です。
(例)「私は彼が好きです。」 I like he.
どこが間違っているかわかりますか?①の主格でも説明したように、heは主格なのに動詞likeの後ろに来ています。この間違いがおこるのは、「彼が」という日本語に惑わされたからです。ではどうすればいいのでしょうか?先に目的格の使い方を説明します。
~目的格の使い方1~ 動詞の後ろで使う!
上の例文、I like he.で考えてみると、likeは一般動詞です。ですから、likeの後ろには目的格が来ます。したがって、正しい英文は、
I like him.となります。日本語で考えるのではなく、文の中のどの位置に来ているのかを考えることが最重要です。
~目的格の使い方2~ 前置詞の後ろで使う!
(例)This is a present for you./I went to the park with them.
ここで出てきた、forやwithは前置詞です。前置詞の後ろなので目的格が来ています。
④所有代名詞
所有代名詞は「~のもの」なので、文の中に当てはめてみて、文の意味が正しいかどうか判断すれば大丈夫です。
いかがだったでしょうか?このように、代名詞の表は、縦で理解することが大事なのです。縦に並んでいる言葉は全部同じ使い方をしますからね。代名詞は、英語の基本文法です。日本語に惑わされず、文の中のどの位置で使われているか正確に判断してください。
では、最後に問題です。
「次のherは所有格ですか?目的格ですか?」
Tom likes her.
このブログを読んだみなさんなら、もうおわかりですよね?
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