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2024.09.22
小学生通信②
りょう:3種目の順位をかけ算して算出したポイントを用いる方法以外に、総合順位を決定する方法はないのかな。例えば、それぞれの選手について、3種目の順位の平均値を出して、その値が小さい選手が上位になるという方法であれば、総合順位はどうだったのかな。
あきら:平均値を用いるその方法であれば、総合順位1位になるのは、東京オリンピック男子決勝で総合順位(①)位の選手だね。でも、順位の平均値は、多くの選手が同じ値だよ。
りょう:順位の平均値が同じ値になる場合でも、3種目の順位をかけ算して算出したポイントには差が出るということかな。
あきら:順位の平均値が同じ値になる場合、3種目の順位をかけ算して算出したポイントにどれだけ差が出るか調べてみよう。
りょう:20人の選手が競技に出場したとして、ある選手が3種目とも10位だった場合と、3種目の順位がそれぞれ(10-n)位、10位、(10+n)位だった場合で考えよう。
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上の文章は、兵庫県公立高校の入試問題で実際に出題された数学の問題の一部です。
数学だけでなく、どの科目においても読み取る文章が長くなっています。
問題を解くためには読解力がとても重要だということです。
読解力を担っているのは、脳の前頭葉という部分です。前頭葉は10代前半からよく発達すると言われています。
小学生で本読みの宿題が出るのはそのためです。
本読みの宿題をちゃんとしていますか?
私は4年生の時に、「本読みの宿題3回」が出たら、「5回」読んでいました。
すると、国語の授業がとてもよくわかるようになりました。
「たかが本読み、されど本読み」です。
みなさんは、You Tubeばかり見ていませんか?
読解力はすぐには上がりません。とても時間がかかります。
みなさんの脳は、今とても発達する時期にあります。
このチャンスを逃さないために、一度図書室に行ってみませんか?