ブログ
2024.09.15
助動詞must
こんにちは。学習塾いろはです。
今日は助動詞mustについてお話します。
助動詞mustは「~しなければならない」という訳になります。助動詞なのでcanやwillと同じ使い方です。
(例)I must do my homework today. 「私は今日宿題をしなければならない。」
mustは助動詞なので、後ろに必ず動詞の原形が来ます。
can=be able to、will=be going toと書き換えができるように、must=have toと書き換えができ、[ハフトゥ]と発音します。上の例文を書き換えると、
I have to do my homework today.となります。
have toのhaveは一般動詞なので、主語が三人称単数形だとhas toとなり、[ハストゥ]と発音します。
参考までに、mustの過去形は、had to「~しなければならなかった」です。
<否定文>
mustは助動詞なので、否定文にするときは後ろにnotをつけます。ただし、訳し方に注意してください。
(例)You must not play baseball here. 「ここで野球をしてはいけません。」(禁止)
上の例文のように、must notは「~してはいけません。」と訳します。1年生の時に習った、Don't~と書きかえることができます。
=Don't play baseball here.(禁止)
ちなみにmust notの短縮形はmustn'tとなりますが、[マスント]と発音しますので注意してください。
では、must=have toなので、have toの否定文も同じ日本語になるかというとそうではありません。
(例)You don't have to go to school today. 「あなたは今日学校に行く必要はありません。」
haveは一般動詞なので、否定文にするときは前にdon't[doesn't]をつけます。そして日本語訳は、「~する必要はありません。」「~しなくてもよい。」となります。must=have toなのに否定文の日本語が違うところが要注意です。
ちなみに、don't have toの代わりに、don't need toも使えます。
~まとめ~
・You must not ~ = Don't ~ 「~してはいけません。」
・don't have[need] to ~ 「~する必要はありません。」「~しなくてもよい。」
<疑問文>
繰り返しますが、have toのhaveは一般動詞なので、Do[Does,Did]を主語の前に付けます。
(例)Do you have to clean your room today? 「あなたは今日部屋を掃除しなければなりませんか。」
― Yes,I do./No, I don't. 「はい、しなければなりません。」/「いいえ、しなくてもよいです。」
mustの疑問文はあまり出てきませんので、次のように覚えておきましょう。
Must I ~ ? 「私は~しなければなりませんか。」
―Yes, you must. 「はい、しなければなりません。」
―No, you don't have to. 「いいえ、する必要はありません。」
いかがでしょうか?mustは助動詞で、canとwillと同じ仲間なのですが、否定文の時に日本語訳が変わるところに注意が必要です。
また、must=have toはテストに頻出しますので、しっかり覚えましょう。