ブログ

2024.05.25

英語の文型

 こんにちは。学習塾いろはです。
今回は,中学生で習う英語の文型についてお話します。

英語には5つの文型があります。
①第1文型 SV
②第2文型 SVC
③第3文型 SVO
④第4文型 SVOO
⑤第5文型 SVOC

Sは主語、Vは動詞、Oは目的語、Cは補語です。補語がわかりづらいと思いますが、順に説明します。

①第1文型 SV
第1文型は主語と動詞だけの、基本となる文です。

(例)Our bus arrived. 「私たちの電車が到着しました。」

Our busが主語(S)でarrivedが動詞(V)です。第1文型は他の文型と比べて文が短いのが特徴の1つです。

②第2文型 SVC
第2文型と第5文型には補語(C)が登場します。補語は(C)で表しますが、(=C)と考えればわかりやすと思います。

(例)His name is Josh. 「彼の名前はジョシュです。」

His nameが主語(S)で、isが動詞(V)で、Joshが補語(C)です。先ほど説明した通り補語は(=C)なので、S=Cとなります。
つまり、His name 「彼の名前」= Josh「ジョシュ」なのです。この=(イコール)が補語の役割です。第2文型でよく使われる動詞としては、look、feelなどがあります。

(例)You look happy. 「あなたはうれしそうに見えます。」 You「あなた」 = happy「うれしい」

③第3文型 SVO
第3文型には目的語(O)が登場します。目的語は、代名詞の表に出てくる3番目の目的格(me,him,usなど)です。つまり、「~に」「~を」と訳されます。

(例)I play soccer. 「私はサッカーをします。」

Iが主語(S)、playが動詞(V)で、「サッカー」と訳しているのでsoccerが目的語(O)となります。「~に」と「~を」に注目すればわかりそうですが、実際はそうではありません。

(例)I like soccer. 「私はサッカーが好きです。」

この文では、「サッカーが」と訳されます。どのように見分ければいいでしょうか?先ほどの第2文型と比べてみてください。
第2文型では、His name = Joshが成り立ちました。では、この文で、I = soccerが成り立つでしょうか?成り立ちませんね。ということで、この文は第3文型ということなのです。第2文型との違いは、主語とイコールになるのかどうかです。

④第4文型 SVOO
第4文型は目的語(O)が2つ登場します。つまり、「~に・・・を」という訳になっていれば第4文型なのです。

(例)I gave him a present. 「私は彼プレゼント上げました。」

日本語訳を見てもらうと、「~に・・・を」と訳されていますよね。つまり、himという目的語(O)とa presentという目的語(O)が2つあるので、この文は第4文型になるのです。第4文型で使われる動詞としては、teach, tell, buy, showなどがあります。

⑤第5文型
再び補語(C)が登場してきましたが、=Cということを覚えておけば大丈夫です。

(例)My friends call me Meg. 「友達は私をメグと呼びます。」

「私を」となっているので、meが目的語(O)です。次にMegですが、me「私」 =Meg「メグ」となっていることに注目してください。イコールなのでMegは補語(C)となります。第4文型の例文では、him = a presentとなっていないませんよね。繰り返し言いますが、補語(C)はイコールの働きなのです。

以上、中学生用に簡単に文型について説明しました。高校になると、もっと詳しく勉強します。しかし、中学生のうちにある程度を理解しておけば、英語の理解もさらに深まるのではないかなと思います。これから英文を見たら、「これは何文型かな?」と考えるだけでも英語の力がつきそうですよね。

ページトップへ