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2024.04.24

未来を表す文

 こんにちは。学習塾いろはです。
今日は英語の「未来を表す文」についてお話します。

英語では、未来を表すには以下の3通りの方法があります。
①will
②be going to
③be ~ing

実は、③は進行形と同じ形ですが、未来を表すことができます。しかし、③は中学校ではほとんど出てきませんので、①②だけしっかりおさえておけば大丈夫です。そして、①と②は厳密に言えば違いがありますが、中学生ではそこまで求められません。問題に応じて、willを使ったりbe going toを使うようにしてください。では具体的に見ていきましょう。

①willを使った文

(例)「私は明日テニスをするつもりです。」
この文は、「明日」のことを言っているので未来を表す文です。ですからwillを使って英語にします。

I will play tennis tomorrow.

willは助動詞なので、後ろは必ず動詞の原形が来ます。実は、1年生で習ったcan「~できる」も助動詞です。だから、使い方はcanもwillも同じなのです。違うところは、willには短縮形があるという事です。

I will ⇒ I'll  /  we will ⇒ we'll / they will ⇒ they'll など

注意しなければいけないのは、notとの短縮形です。
can notはcan'tやcannotとなりますが、will notはwon'tとなります。
これだけ注意すれば、否定文・疑問文の作り方は、canのある文の時と全く同じなのです。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

②be going toを使った文

(例)「私は明日テニスをするつもりです。」
上の例文と全く同じですが、今度はbe going toを使って表してみましょう。

I am going to play tennis tomorrow.

willを使った文と比べてみると、違うところはwillのところにam going toが来ているということだけです。
つまり、willとbe going toは書き換えができるということです。beはbe動詞ということなので、主語に合わせてisかareかamを選んでください。そしてbe動詞がある文なので、否定文・疑問文の作り方は、be動詞がある文の時と全く同じです。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

余談ですが、こちらはどうでしょうか・・・

a) I'm going to the park.
b) I'm going to go to the park.

a)の文は現在進行形の文です。なぜかというと、toの後ろに動詞の原形がないからです。つまり、日本語に訳すと「私は公園に行っているところです」となります。
b)の文は、toの後ろに動詞の原形がありますので、「私は公園に行くつもりです」という未来を表す文になります。go toが2回あるので変な感じがしますが、文法的に正しい文です。

~まとめ~
willもbe going toもそんなに難しい文法ではありません。助動詞なのか、be動詞があるのかという違いだけなので、それぞれの否定文・疑問文の作り方をしっかりと覚えておいてください。あとは、自由自在に書き換えるようにしておいてください。
また余談ですが、英語の苦手な生徒は、[be going to]で覚えずに、[going to]で覚える子が多いので気をつけましょう。

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