ブログ

2022.12.05

進行形と受け身形

 こんばんは。学習塾いろはです。
今回は、英語の進行形と受け身形についてお話します。

進行形と受け身形・・・まったく関係が無さそうですが、実はこの2つの文法には共通点があります。
それは、「be動詞の後ろに分詞が来る」ということです。分詞には、現在分詞と過去分詞があります。
例えば、I am playing tennis now.という進行形の文なら、be動詞amの後ろにplayingという現在分詞がきています。
This book is written in English.という受け身形の文なら、be動詞isの後ろにwrittenという過去分詞がきています。
英語の苦手な生徒は、よくbe動詞を抜かします。ではなぜ、この2つの文法にはbe動詞がいるのでしょうか?
それは、分詞は形容詞だからです。形容詞ということは、new,pretty,long,hotなどと同じ仲間なのです。
「この本は新しいです。」と日本文を英文にするときに、
This book is new.というように、be動詞を入れたと思います。先ほども書いたように、これはnewが形容詞だからです。
同じように考えると、上の例文で出てきたplayingもwrittenも形容詞なのだから、be動詞が必要だという事になります。
そして、現在分詞は「~している」、過去分詞は「~された」という意味だと覚えておけば、文法の理解もスムーズだと思います。

このように、まったく訳の異なる文法にも共通点がありました。中学3年生のみなさんは、分詞の形容詞的用法(後置修飾)と合わせて考えてみると面白いですね。

ページトップへ