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2022.11.22

内申点

 こんばんは。学習塾いろはです。
今回は内申点についてお話します。

兵庫県公立高校の入試(複数志願選抜実施校)では、「内申点+入試の点数÷2」の合計点で合否判定されます。内申点と入試の割合は半々です。簡単に説明しますと、
主要5科目(国・数・社・理・英)は×4、実技科目(音・美・保体・技家)は×7.5です。
つまり、主要5科目がオール5なら、(5+5+5+5+5)×4=100
実技科目がオール5なら、(5+5+5+5)×7.5=150
主要5科目と実技科目の内申点を足すと250になります。

そして、入試で全科目100点だったとすれば、(100+100+100+100+100)÷2=250になります。
このように、内申点も250入試も250なので、割合は半々なのです。

余談ですが、内申点がオール5のA君と英語だけ4で残り全て5のB君がいるとします。A君の内申点は250点、B君の内申点は246点です。
では、B君はA君に追いつくためには入試で何点取ればいいでしょうか。
答えは8点です。
次に、音楽だけ4で残り全て5のC君がいるとします。C君の内申点は242.5です。
では、C君はA君に追いつくためには入試で何点取ればいいでしょうか。
答えは15点です。

「なんだ、それぐらいの点差か・・・」と思うかもしれませんが、8点や15点を取るために受験生が毎日どれだけ勉強しているか・・・
逆に言えば、内申点がたくさんあれば、入試の点数が少なくてすみます。内申点は貯金のようなものです。内申点をしっかり稼いで、入試での負担を減らしたいですね。

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