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2022.10.04

to不定詞の形容詞的用法

 こんにちは。学習塾いろはです。

今回は、中学2年生で習うto不定詞の形容詞的用法についてお話します。
to不定詞は・・・
①名詞的用法②副詞的用法③形容詞的用法の3種類があります。①②は比較的簡単なのですが、③の形容詞的用法でつまづく生徒も多いのではないでしょうか・・・

英語の形容詞も日本語の形容詞も働きは同じで、名詞を修飾します。しかし日本語では「学ぶべきこと」というように、「こと」という名詞を前から修飾しますが、英語では"things to learn"のように、thingsという名詞をto learnが後ろから修飾します。名詞を修飾するので、このto learnは形容詞的用法なのです。

形容詞的用法の訳し方は、「~するための」「~するべき」と教えられますが、必ずしもこの訳をする必要はありません。「名詞を修飾している」訳であればいいのです。例えば・・・
a picture to show you 「あなたに見せる(ための)写真」
time to eat lunch 「昼食を食べる(ための)時間」
homework to do today 「今日しなければいけない宿題」
・・・といった感じです。日本語らしく訳してみましょう。

余談ですが、定期テストではto不定詞の見分け方の問題がよく出題されます。見分け方は、訳してみることです。文の最初にto不定詞があるからといって名詞的用法とは限りません。副詞的用法の場合もありますので注意してください。

to不定詞は中2英語で習う最初の難関といっても過言ではありません。「今、to不定詞の勉強をしているから、とりあえずtoと動詞の原形を書いておこう・・・」では困ります。なぜここにto不定詞が来るのかをしっかり確認しながら、1問1問を丁寧に解いてください。
形容詞的用法がしっかりわかっている生徒は、 「"things to learn"のthingsはlearnの目的語なのか!」とわかるようになれば、さらに理解が深まりますね。

英語を理解するうえでto不定詞はとても重要です。これからずっと出てくる文法です。今のうちにしっかりとマスターしておきたいですね。

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